
基本データ&特徴
- アオイ科 / 越年草 / 花期6~8月 / ヨーロッパ原産 / 日本各地に帰化
- 河川敷や線路脇の空き地など、荒地に生える。
- 花は淡紫色で濃紫色のすじがある5弁花。葉の脇につき、直径約3.5cm。
- 全体にほぼ無毛で、高さ60~120cmほどになる。
- 葉は互生で円形。掌状に浅く5〜7裂し、鋸歯がある。
- 江戸時代に観賞用として渡来し、現在では野生化している。
- ウスベニアオイによく似るが、ウスベニアオイは茎にまばらな長毛がある。
名前の由来
- 「ゼニ (銭)」は、丸い花を一文銭に見立てたもの。
- 葉がタチアオイ (立葵) の葉に似ていることから「アオイ (葵)」がつく。
- 「アオイ」は、葉が太陽の方に向かい”日を仰ぐ”という意味の「あうひ (仰日)」に由来する。
- 漢字の「葵」は、草冠に「癸」と書くが、「癸」は、太陽で方位を知る器具を表す。太陽に向かって咲く花には、「癸」の漢字が当てられることが多い。etc. ヒマワリ (向日葵)
ゼニアオイの写真




