チョウセンアサガオ 朝鮮朝顔

2021年6月 埼玉県上尾市

基本データ&特徴

  • 学名:Datura metel 英名 : Angel’s trumpet、Devil’s trumpet
  • 別名 : キチガイナス (気違い茄子)
  • ナス科チョウセンアサガオ属 / 1年草 / 花期7~9月 / 熱帯アジア原産 / 本州以南に帰化
  • 江戸時代に薬用植物として渡来し、帰化した。草地や空き地などに生える。
  • 葉腋に長さ10~15cmほどの白い漏斗形の花をつける。
  • 果実は球形で直径3~5cm。棘が多く、熟すと割れて種子を飛ばす。
  • 有毒植物。口にすると意識障害、幻覚、妄想、悪寒などの中毒症状が現れる。
  • 江戸時代の医学者である華岡青洲は、本種を主成分として精製した麻酔薬「通仙散」を使用して、世界初の全身麻酔手術に成功した。

名前の由来

  • 「チョウセン (朝鮮)」は、特定の地域を表しているわけではなく、「日本のものに似ているが少し違うもの」という意味でつけられた。
  • 「アサガオ」は、アサガオに似た花をつけることから。
  • 別名「キチガイナス」は、食べると狂乱状態になる有毒なナス科の植物であることから。

チョウセンアサガオの写真

2021年6月 埼玉県上尾市
2021年6月 埼玉県上尾市
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