オオマツヨイグサ 大待宵草

2021年6月 埼玉県上尾市

基本データ&特徴

  • アカバナ科マツヨイグサ属 / 越年草 / 花期 7~9月 / 北アメリカ原産 / 日本各地に帰化
  • 明治の初めに渡来し、現在では各地に野生化している。
  • 海辺や河原などに生え、高さ0.8~1.5mになる。
  • 葉腋に花径6~8cmほどの黄色い花が1個つく。花弁は4枚。
  • 雄しべは8個。雌しべは1個で柱頭は4裂する。
  • 茎にはかたい毛があり、毛の基部はふくれて暗紅色を帯びる。

名前の由来

  • 大きな花を咲かせるマツヨイグサの仲間であることから。
  • 「マツヨイグサ (待宵草) 」は、夕方になると花を咲かせるので、「宵を待って花が咲く」という意味で名付けられた。

オオマツヨイグサの写真

2021年6月 埼玉県上尾市
2021年6月 埼玉県上尾市
2021年6月 埼玉県上尾市
2021年6月 埼玉県上尾市

マツヨイグサの仲間の特徴まとめ

  • マツヨイグサの花は5~6cmで、しぼむと赤くなる。茎は直立。1つの茎に1つの花。草丈30~100cm。
  • コマツヨイグサの花は2~3cmで、しぼむとやや赤くなる。茎は立たずに這う。草丈5~50cm。
  • オオマツヨイグサの花は6~8cmと大きく、しぼんでも黄色。茎は直立。上部に複数の花。草丈80~150cm。
  • メマツヨイグサの花は4~5cmで、しぼんでも黄色。茎は直立。花弁の間に隙間ができることが多い。草丈30~150cm。
  • ヒナマツヨイグサの花は1.5~2cmで、日中に咲く。葉はへら形で鋸歯がなく、長さ2~5cm。草丈10~20cm。
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