
基本データ&特徴
- アヤメ科 / 多年草 / 花期 6-7月 / 北海道~九州
- 湿地や湿り気のある草地に生える。高さ1mほどになる。
- 花は赤紫色。3個の外花被片は広倒卵形で、中央基部に淡黄色のすじ状の斑紋がある。
- 内花被片は3個で、狭長楕円形で直立する。
- 葉は剣形で太い中脈が目立つ。長さ30~60cmで全縁。
- 園芸種であるハナショウブの原種。
名前の由来
- 野に咲く野生のハナショウブであることから。
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの見分け方
- 花弁の根元を見れば、比較的簡単に見分けがつく。アヤメは網目模様、ハナショウブは黄色い線、カキツバタは白い線が入る。
- 生息場所が違う。アヤメは乾燥した場所、ハナショウブは水辺などの湿った場所、カキツバタは水中に生える。
ノハナショウブの写真



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この本で調べたよ / 参考文献
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