ヤマネコノメソウ 山猫の目草

2022年3月 東京都八王子 景信山

ネコノメソウの仲間は渓流沿いでよく見られる印象だが、ヤマネコノメは山地の湿った場所でも見られる。登山道沿いに大群落を作っていることもある。

基本データ&特徴

  • ユキノシタ科 / 多年草 / 花期3~4月 / 北海道から九州に分布
  • 湿った林内に生える。
  • 高さ10-20cmの多年草。
  • 茎葉は互生し腎円形 (丸いハート形)。鋸歯あり。
  • 花弁はなく、花びらのように見える4枚の萼は黄緑色で、基部は黄色味を帯びる。
  • 雄蕊は8個、ときに4個。葯は黄色。
  • ネコノメソウ属は世界で約55種あり、日本に14種が分布している。

名前の由来

  • 山でよく見られるネコノメソウの仲間であることから。
  • ネコノメソウ (猫の目草) は、裂開した果実の形が猫の目に似ていることに由来する。

ヤマネコノメソウの写真

2024年3月 東京都八王子 高尾山
2024年3月 東京都八王子 高尾山
2022年3月 東京都八王子 景信山
2022年3月 東京都八王子 景信山
2022年3月 東京都八王子 景信山
この本で調べたよ / 参考文献
写真が豊富で、特徴をつかむための説明がコンパクトに過不足なくまとめられているので、とても重宝する山渓ハンディ図鑑シリーズの一冊。山で撮った花の同定と学習に使用中です。
¥4,620 (2024/05/02 08:36時点 | Amazon調べ)
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次