基本データ&特徴
- 別名 : トコロ (野老)
- ヤマノイモ科 / つる性の多年草 / 花期7~8月 / 在来種 / 北海道~九州
- 山野にごく普通に生える。
- 雌雄異株。雄花序は上方に立ち上がり、雌花序は垂れ下がる。
- 葉は互生し、円心形~三角心形で、先が長くて尖る。
- 根茎は細長くて髭根があり、横に這う。
- 根茎は有毒で、苦みが強くて食用にならない。
- 根茎を乾燥させたものが、関節痛などの生薬になる。
名前の由来
(諸説あり)
- 根に塊ができるので「凝(とこり)」と呼ばれ、それがなまって「トコロ」になった。
- エビを髭の長い腰の曲がった老人に見立てて「海老」と書くように、根茎の髭根を老人に見立てて「野老」の漢字を充てた。
- 他の類似種より葉が大きいから、あるいは有毒で食用にならないから「オニ (鬼)」がついた。
オニドコロの写真
この本で調べたよ / 参考文献
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