基本データ&特徴
- 別名 : タンポポモドキ
- キク科エゾコウゾリナ属 / 多年草 / 花期5~9月 / ヨーロッパ原産 / 北海道~九州
- 穀物飼料などに混入して被意図的に移入。1940年代から分布を拡大。
- 日当たりがよく乾燥した草地を好む。環境適応力が強く、平地から高山地の荒れ地まで、どんなところにも生える。耐寒性もあり。
- 花茎が分岐して複数の頭花をつける。
- 茎は高さ50cm以上になる。
- 葉はすべて根生し、地表面に葉を円形に展開してロゼットを形成する。
(よく似たタンポポ属は、1つの花茎に1つの頭花がつく) - 外来生物法で要注意外来生物に指定。
名前の由来
- フランス名の「豚のサラダ」を直訳したもの。
- 別名のタンポポモドキは、その名のとおりタンポポに似ていることから。
ブタナの写真
6月初旬、公園の草地はブタナで埋め尽くされていた。要注意外来生物に指定されている理由がよくわかる、すさまじい繁殖力である。部分的にはシロツメクサやハルジオンの群生もあったが、このままでは公園内がブタナばかりになってしまうと感じた。
カントウタンポポ 関東蒲公英
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セイヨウタンポポ 西洋蒲公英
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園 タンポポに共通する特徴 頭花が両性の舌状花からなり、舌状花の先に5歯がある。 茎や葉に乳管があって、切ると白い乳液がでる。 葉は全…
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