タツナミソウ 立浪草

2024年5月 東京都八王子 高尾山

基本データ&特徴

  • シソ科タツナミソウ属 / 多年草 / 花期5~6月 / 在来種 / 本州~九州
  • 丘陵の林縁や草地に生える。
  • 高さ20~40cmになる
  • 茎の先に花序を付けて、一方を向いた青紫色の唇形花が多数つく。
  • 下の唇弁が大きく、紫色の斑点がある。
  • 葉は対生し、広卵心形から三角状卵形。葉の長さ幅とも1~2.5cm。
  • 葉の両面にやわらかな伏毛が密集し、7~10対の鈍い鋸歯がある。
  • 茎には水平に開出した白い毛が密生する。

名前の由来

  • 花が片側を向いて咲く様子を、泡立って寄せる波に見立てたもの。

タツナミソウ、コバノタツナミソウ、オカタツナミソウの見分け方

  • コバノタツナミソウは全体に小さく、葉の鋸歯は3~7対ほど。
  • オカタツナミソウの花穂はタツナミソウより短く、花茎の先にまとまって花がつく。
  • オカタツナミソウの茎の毛は下向き。
  • タツナミソウとコバノタツナミソウの茎の毛は水平に立つ。

タツナミソウの写真

2024年5月 東京都八王子 高尾山
2024年5月 東京都八王子 高尾山
2024年5月 東京都八王子 高尾山
2024年5月 東京都八王子 高尾山
この本で調べたよ / 参考文献
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