サフランモドキ さふらん擬

2024年6月 埼玉県秩父郡横瀬町

基本データ&特徴

  • 正式名 : ゼフィランサス・カリナタ
  • ヒガンバナ科タマスダレ属 / 多年草 / 花期6~10月 / 中央アメリカ原産
  • 江戸末期に園芸用に渡来。各地で逸出、野生化している。
  • 花径は6cmほどで、花被片は6個。
  • 雄蕊は6本で、細長い葯を持ち、T字型になる。
  • 雌蕊は1本で、柱頭が3裂 (まれに4~5裂) する。
  • 茎は直立して花は上を向くことが多い。
  • 葉は根生して、平たい線形。
  • 葉や茎に有毒物質を含む。

名前の由来

  • 江戸末期に渡来してから、花の姿が似ていることから薬用のサフランと勘違いされていたが、明治期に本物のサフランが知られるようになって誤りであることが分かり、サフランモドキと名付けられた。
  • 雨が降った後に開花することが多いので、英語ではレインリリー (Rain Liluy) と呼ばれる。

サフランモドキの写真

2024年6月 埼玉県秩父郡横瀬町
2024年6月 埼玉県秩父郡横瀬町
2024年6月 埼玉県秩父郡横瀬町
2024年6月 埼玉県秩父郡横瀬町
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