基本データ&特徴
- 正式名 : ゼフィランサス・カリナタ
- ヒガンバナ科タマスダレ属 / 多年草 / 花期6~10月 / 中央アメリカ原産
- 江戸末期に園芸用に渡来。各地で逸出、野生化している。
- 花径は6cmほどで、花被片は6個。
- 雄蕊は6本で、細長い葯を持ち、T字型になる。
- 雌蕊は1本で、柱頭が3裂 (まれに4~5裂) する。
- 茎は直立して花は上を向くことが多い。
- 葉は根生して、平たい線形。
- 葉や茎に有毒物質を含む。
名前の由来
- 江戸末期に渡来してから、花の姿が似ていることから薬用のサフランと勘違いされていたが、明治期に本物のサフランが知られるようになって誤りであることが分かり、サフランモドキと名付けられた。
- 雨が降った後に開花することが多いので、英語ではレインリリー (Rain Liluy) と呼ばれる。
サフランモドキの写真
タマスダレ 玉簾
2021年9月 埼玉県上尾市 基本データ&特徴 ヒガンバナ科 / 多年草 / 花期 8-10月 / 南米原産 明治時代初期の1870年頃渡来し、人里周辺で半野生化している。 日当たりが…
この本で調べたよ / 参考文献
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