タチアオイ 立葵

2024年6月 埼玉県秩父郡横瀬町

基本データ&特徴

  • アオイ科ビロードアオイ属 / 多年草 / 花期6~8月 / 原産地不明
  • 詳しい原産地は不明だが、トルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種とする説が有力。
  • 古くに薬用として渡来し、観賞用に様々な品種改良がなされた。
  • 平安時代は「唐葵」と呼ばれていたが、江戸時代に「立葵」と呼ばれるようになった。
  • 高さ2~3mになる。
  • 花径7~10cmと大きく、下から次々に咲く。
  • 花弁は5枚の一重だが、八重咲きもある。
  • 花色は白色~濃紅色などさまざまで、黒色まである。
  • 花弁や根が薬用として利用される。

名前の由来

  • アオイの仲間で、茎がまっすぐ高く立つことから。
  • 「あおい」は、太陽に向かって伸びるので「仰ぐ日 (あおぐひ)」と呼んでいたのが変化して「あおい」と呼ぶようになったと考えられている。
  • 漢字の「葵」は、草冠と太陽の方位を知るための器具である「癸 (き)」を組み合わせたもので、太陽の方向を向く植物全般を意味する。

タチアオイの写真

2024年6月 埼玉県秩父郡横瀬町
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