2025/12/7 【登山】大山 (丹沢) に登ってきた

目次

About this Hike 今回の登山について

先週登った塔ノ岳からよく見えていた大山に登ることにした。娘と妻は20年以上前に一度大山に登っているが、私は今回が初登頂となった。

ケーブルが動き出す前に阿夫利神社の下社に着いたが、すでに登山者の姿が多かった。山頂も時間とともにどんどん人が増える印象で、大山の人気の高さがうかがえた。

樹木や建物が邪魔で山頂から富士山はクリアに見えないが、山頂手前の同鳥居の西側から電波塔まで山頂のすぐ下を歩ける道 (御中道) があり、そこから富士山や丹沢、奥多摩の山々など、山頂では見えない西側の展望が楽しめた。

コースタイムからは少し歩き足りない位かと考えていたが、下社から山頂までは段差が大きいところが多かったので、思った以上によいトレーニングになった。

人が多いので敬遠していた大山だが、スタート時に月がよく見えていたし、来年米寿を迎えるという鉄人ハイカーからよい刺激を受けたりと、展望のよさに思わぬ幸運も加わって、とても充実した山行になった。

Hiking Report 登山の記録

大山登山口駐車場 標高 360m 6:20

駐車場から月がよく見えてきた。
駐車場は下まで続いていて、思った以上に広かった。
6:20 登山スタート。駐車場からすぐ先のカーブに、旧ふれあいの森日向キャンプ場へ向かう坂道が見えた。
林道をそのまま進んだ先にも登山口はあるが、旧キャンプ場にあるトイレに寄ってから九十九曲 (つくもまがり) コースを上る。
九十九曲コースの登山口は旧キャンプ場に入るとすぐあったが、トイレはもう少し先にあった。
立派なバイオ・トイレがあった。
真新しいトイレは、実に綺麗だった。
九十九曲コースに入る。
バンガローの中を通っていく。
クマ出没注意の表示あり。登山者は多いが、一応熊鈴を鳴らして進む。
この日の伊勢原市日向の日の出時間は 6:39。向かいの山に日が当たりだした。
モルゲンロートに染まる山。
少し上ったところに東屋があった。
赤く染まる山に沈んでいく月が見えたので、カメラのレンズを望遠に替えて写真を撮った。
コースの名前通りに九十九折の道が続く。
こちらの標高が上がったので、月がちょうど大山山頂の上に見えるようになった。
大山に置かれたような月。
満月を少し過ぎているが、月がくっきり見えてテンションが上がった。
樹林帯をせっせと上る。
7:25 日向薬師からのコースと合流する地点で尾根に出た。このとき日向薬師側から来たおじいさんと少し立ち話をしたが、87歳であることを知って驚いた。
樹間に尾根の南西側が見えるようになってきた。
妻の後方に見えるのが来年米寿を迎える鉄人。先週塔ノ岳に登ったことを話すと、「塔ノ岳で怪我をして、もう塔ノ岳は無理」と話していたが、大山に登れるだけで十分凄いと思う。

見晴台 標高 770m 7:45–7:50

見晴台に到着。
まだ誰もいない見晴台から大山がよく見えた。東屋の寒暖計は6.5度位だった。
大山阿夫利神社下社へ向かう。
よい感じの大樹が目に付くようになってきた。
コースの山側に見えた「絆の木」と呼ばれる御神木。大きなスギ (左) とアカガシ (右) が注連縄で結ばれていた。
落石や崩落が起きそうな所もあったが、山腹の道はよく整備されていた。
阿夫利神社の摂社・二重社の御神木。
阿夫利神社の摂社・二重社。水や雨を司る高龗神(たかおかみのかみ)を祭っている。
二重社のすぐ近くにある「二重の瀧 (雨乞いの瀧)」。ほとんど枯れていたが、かつては修験者の行場で、滝つぼのほとりには樹齢千年を超す「呪いの杉」があった。丑の刻に参って呪いの相手を形どった人形を木に打ちつけたと云うから恐ろしい。
二重の瀧からさらに進むとお社と鳥居が見えてきた。
下社手前の小さなお社と鳥居。
階段を上って下社へ向かう。

阿夫利神社下社 標高 696m 8:15–8:35

大山ケーブル阿夫利神社駅の広場に出た。写真は茶屋「さくらや」。
石段を上がって下社本堂へ向かう。
石段の途中にある手水舎。
手水舎の向かいにあるカフェ兼レストラン「大山 参集殿 洗心閣」。
さらに石段を上る。
鳥居の下の狛犬。
下社の大鳥居 (四の鳥居) 。
鳥居前の狛犬。
阿夫利神社下社の拝殿。
「日本三大獅子山 大山獅子」と表示された大きな獅子山。富士山の岩で作られた獅子岩で、獅子が5頭いる。
獅子山の周りには親子の十二支が並んでいた。
下社拝殿を別角度から。
拝殿の右隣は授与所。
授与所の隣は客殿で、右側に応接室を改修して作られた茶寮「石尊」(カフェ) がある。
下社境内からは江ノ島や三浦半島などが一望できた。
社殿と授与所の間に「大山名水」と書かれた入り口があり、ご神水が頂けるようになっているらしいが、見逃してしまった。次回来た時は立ち寄ろうと思う。
摂社・浅間社。
川越の酒造会社から奉納された立派な酒樽。
境内左にある天満宮の奥が、表参道の入口となっていた。
天満宮には合格祈願の参拝者が並んでいた。
表参道の入口・登拝門。ここから大山山頂へ向かいます。
登拝門をくぐると急階段が続く。登山道脇には「丁目」が記された道標が設置されてあり、二十八丁目の山頂の鳥居まで続く。ちなみ一丁は約109m。
岩ごろの参道を上る。
八丁目の夫婦杉。
樹齢600年の杉が並んでいる。
なかなかの急坂が続く。
十五丁目の「天狗の鼻突き岩」。岩に拳が入るくらいの穴が見えるが、天狗が鼻を突いて開けた穴だと云われる。
蓑毛方面からの道と合流する十六丁目の本坂追分。江戸時代の強力たちが麓から担ぎ上げた高さ3.68mの追分の碑 (道標) がある。
まだまだ上ります。
段差が大きい場所は足にくる。

富士見台 標高 1,062m 9:20

二十丁目の富士見台に到着。
富士山がくっきり見えていた。
南側に見えた相模湾。
真鶴の向こうには天城山が見える。
南西方面。中央は神山。
何丁目まであるのかなぁ? と思いつつ、頑張って上った。
本坂の横にモノレールで移動する人の姿が見えた。モノレールは荷揚げや収穫物の運搬に使われているようだ。
二十七丁目の鳥居を通過。

大山山頂 標高 1,251.7m 9:50–10:20

二十八丁目の鳥居をくぐって、ついに大山山頂に到着。
前社。水を司る髙龗神 (たかおかのかみ) が祀られている。
前社の少し先に本社がある。
山頂茶屋と阿夫利神社本社の拝殿。
拝殿の後ろには阿夫利神社本社の本殿。御祭神は大山祗大神 (おおやまつみのおおかみ) 。
本社の裏手にはとテーブルやベンチがある山頂広場があり、一番高いところに阿夫利神社の奥社 (大山山頂奥の院) が鎮座している。
阿夫利神社奥社 (大山山頂奥の院)。大雷神 (おおいかずちのかみ) が祀られている。ちなみに神仏分離前は、本社に石尊大権現、奥社には大天狗、前社には小天狗が祀られていた。
奥社の狛犬。
山頂広場の前は南東側が開けている。
山頂標で記念撮影。
山頂の方位盤。
南東方面には相模湾に浮かぶ江の島とその先の三浦半島、さらには房総半島まで見えていた。
横浜みなとみらい地区のビル群。ラウンドマークタワーがはっきり見えた。
スカイツリーと東京都心のビル群。
北東方面に見えた筑波山。
北側にはうっすら日光の男体山も見えていた。
拝殿前から眺めた大島 (三原山)。
大島 (三原山)。

山頂から富士山が見えなかったので、ベンチでカップ麺を食べた後で、もう一度二十七丁目の鳥居付近まで戻って富士山を撮影することにした。写真を撮っていると西側の道 (御中道) を進んでいく登山者を見かけたので、後をついて行くことにした。

御中道

御中道を少し進むと西側の山々が一望できた。
富士山。
富士山の左側、南西方面の眺め。左に神山、真ん中右に金時山、右奥は愛鷹山塊 (位牌ヶ岳と越前岳)。
富士山の右奥には南アルプスも見えていた。左に上河内岳と布引山、真ん中あたりに聖岳、右は赤石岳。
北西側には丹沢山地が見えた。左に塔ノ岳、真ん中に丹沢山、右は丹沢三峰。。
丹沢三峰の右奥にはずらりと並ぶ奥多摩から奥武蔵の山々が見えた。
左端に飛龍山、真ん中あたりに雲取山、芋ノ木ドッケ、鷹ノ巣山が並び、右に酉谷山も見える。
奥多摩から奥秩父・奥武蔵の山々。三ツドッケ、蕎麦粒山、武甲山なども同定できた。
山頂の電波塔群。真ん中左はFM横浜の送信所らしい。
山頂のすぐ下にあるトイレ棟まで戻ってきた。

大山山頂 10:30–10:35

山頂広場は人で一杯になっていた。
10:35 下山開始。木道を見晴台方面へ下った。
陽が高くなって、江の島と湘南海岸がさらにくっきり見えてきた。
関東平野や相模湾を眺めながらジグザクに下る。
10:50 不動尻との分岐を通過。
さらに下る。
崩落気味のところは注意して通過する。
ゆるやかな上り返しになると見晴台は近い。

見晴台 標高 770m 11:30–11:40

見晴台に到着。ベンチで小休止することにした。
先ほどまでいた大山山頂がよく見えた。
下山再開。九十九曲コースへ進む。
見晴台から下社側へ向かう人が多いようで、人の姿は少なくなった。
見晴台から10分ほどで日向薬師方面との分岐に到着。往路と同じ道を下ることにした。
分岐からは九十九折の下りが続く。
往路で月を眺めた場所から大山を眺める。
樹林帯の急坂をどんどん下る。
東屋まで下りてきた。
旧日向キャンプ場のコテージを通過する。
舗装路を下ると駐車場はすぐ。

大山登山口駐車場 標高 360m 12:25

駐車場に到着。先週に引き続き登山日和に恵まれて、大満足の山行となった。

Course Information コース地図&その他の情報

登山コースデータ

単純標高差    :  891 m
累積標高     :  1,345 m
コース距離    :  9.1 km
標準コースタイム :  5 時間 10 分

歩行データ

総行動時間  :  6 時間 5 分
総歩行時間  :  4 時間 55 分
総休憩時間  :  1 時間 10 分

利用した駐車場について / 大山登山口無料駐車場

  • 旧ふれあいの森 日向キャンプ場入口の手前にある。
  • 約50台。料金無料。キャンプ場内に綺麗なバイオ・トイレあり。
  • キャンプ場内に登山口がある。
  • 日向林道を進んだ先にも登山口がある。
  • 駐車場手前の2kmほどは道が狭いのですれ違い注意。
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