50になると

物事が進まなくなります。この場合の物事とは学習とか習い事のたぐいなのだが、まあ、本当に進まない。「50の手習い」と言うように、いくつになっても習い事をするのに遅すぎることはなく、新たなことに挑戦するのはよいことだと思いたいが、そこには「時期を逸している」という含みも当然あるわけで、スムーズに事が運ぶわけがない。我ながらスピード感ゼロですよ。

記憶に定着しない

まず、覚えたいことが記憶に定着しない。1ページ前に出てきた説明が思い出せなくて、ページを戻る。これはもう当たり前。一瞬で忘却します。魔法のように頭から消え去ります。これは学習以外の場面でも同じ。例えば二段階認証で携帯に送られてきた番号を見て、パソコンで入力しようと思ったら、もう忘れてる。買い物に出かけたのに、忘れたことさえ気付かないほど、買うべきものをきれいに忘れている。小説を読んでいて登場人物が5人も出てきたら、メモでもしないと誰が誰やらさっぱりということになる。痴呆症なのではないかと心配になるくらい記憶に残らない。

小難しい本を脳が拒絶する

Javaの入門書を読み始めたはいいが、すぐ眠くなるのです。10分もすると集中力が切れてしまうので、全然ページが進まない。頭が考えることを拒絶している。これではいかんと思いつつ、Webデザインの見本帳をパラパラ眺めはじめ、これいいなとHPのデザインをいじり始めて、あっという間に数時間が過ぎてしまう。頭が負荷の少ない慣れた作業を好むのですよ。いまのペースで行くとプログラミング言語の基本書を読み終わるのに数年かかってしまう。きちんとやり方と優先順位を考えないといけないようです。

びっくりするほど頭に入らないのです。
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