早朝からipadでお絵描きをしていたところ、妻が6時半過ぎに起きてきて外が明るくなっていることに気づいた。いつものようにカーテンを開けて飼育ケースの覆いを外したところ、中顎ノコギリ4号がひっくり返って死んでいた。隣のケースでは、いつも朝には床材にもぐって姿を消しているカブトムシがじっとしているので、まさかと思い確認してみると、こちらも死んでいた。
遠征から帰ってから、2匹とも昼間なのに歩き回るようになっていた。そうなると寿命は近いというのは経験的に分かっていたので、気になって2日前に飼育ケースを掃除したばかりだった。数日前から朝晩の冷え込みが厳しくなってきたし、限界がきていたのだろう。
発見時の中顎ノコギリ4号と小型カブトムシ
すっかり忘れていたが、この2匹は今年の8月2日に同じ場所の同じクヌギで捕まえた個体だった。それが同じ日の夜に亡くなるとは、何か感慨深いものがある。
元気だったころの中顎ノコギリ4号と小型カブトムシ
去年の夏からカブクワたちには随分楽しませてもらったが、これで残る成体は朝日岳で拾ってきたヒメオオクワのみとなった。こちらもほとんど動かなくなっているので、もうその日は近いかもしれない。
ミヤマクワガタの幼虫
ちなみに、先月末にミヤマクワガタの雌が産卵できるようにしておいた飼育ケースの中に幼虫がいるのを確認しており、それはそのままにしてある。果たして無事に成虫となれるのか、まったくの素人なので分からないが、こちらは気長に面倒をみようと思う。