2023/10/23 北八ヶ岳登山 北横岳・三ツ岳・縞枯山・茶臼山と周遊してきた

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今回の登山について

月曜日に妻が有給休暇を取ったので、ずっと行きたいと思っていた北八ヶ岳の周遊登山に出かけた。

午前中はくもりの時間帯が多く、昼頃から晴れの予報だったので、麦草峠から五辻経由で先に北横岳に登り、それから三ツ岳、縞枯山、茶臼山と復路で各ピークを登ることにした。

くもりで展望が得られなければ、晴れ間を待って北横岳で時間をつぶす予定だったが、最初から展望がきいたのでその必要はなかった。風も穏やかで最高の登山日和だった。

見えるはずの山はすべて見えたという印象で、結局のところ、終日に渡って各ピークからの大パノラマを楽しめた。

大石峠で会った健脚2人組

大石峠で追い抜かれた2人組の若い女性と、北横岳に登る途中で再びすれ違ったが、彼女らはすでに茶臼山と縞枯山にも登頂していたはずで、そのスピードに驚かされた。

速く歩けば見えないものや気づけないものもあると思うが、我々の実情はゆっくり歩くしかできないわけで、彼女らの若々しい健脚ぶりはうらやましくもあった。

中高年から「若い者には負けない」といった趣旨の言葉を聞くと、どうしてわざわざ若い者と比べるのか不思議だったが、自分がいい歳になるとふとした時にそう思うものだし、その気持ちは目の前の若者に対するものではなく「年齢からくる衰えには負けない」という意欲の表れだと分かってくる。

考えてみれば当たり前のことのように思うが、やはり自分は気づけていないことが多いと感じる。

食事管理で体調は確実によくなっているので、「速く歩けるけど、あえてゆっくり歩く」という状態に徐々に持っていきたい。

北八ヶ岳周遊ダイジェスト

溶岩台地に広がる坪庭を眺める。溶岩石がゴロゴロしていた。
北横岳 (南峰)。着いたときは誰もいなかった。
山頂は360度の大パノラマ。蓼科山の向こうには北アルプスがずらりと見えた。
火山らしい大岩がゴロゴロしていた三ツ岳の溶岩帯。
山の名前にもなっている縞枯れ現象。見事に枯れていた。
縞枯山展望台より。終日大展望を満喫して、よい山行になった。
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