
基本データ&特徴
- ナデシコ科 / 多年草 / 花期 6-9月 / 北海道、本州 (中部以北)
- 山地の日当たりのよい場所に生える。高さ30~50cm。
- 茎頂に淡紅色の花をまばらにつける。
- 花弁は5個。扇状で先が細裂する。
- 花弁の爪部が広く、基部に紅い毛がまばらに生える。
- 苞は2対で、十字に対生し、先は尾状にのびる。
- 葉は広線形で、粉白色を帯び、基部は茎を抱く。
- 茎は直立して叢生し、上部で枝を分ける。
名前の由来
- 北海道 (蝦夷) に自生する花で、河原に咲くことが多いナデシコの仲間であることから。
- 「ナデシコ (撫子)」は、小さく可憐な花の姿を、撫でたくなるほど可愛らしい子供に見立てたもの。
エゾカワラナデシコの写真


