基本データ&特徴
- ラン科サイハイラン属 / 多年草 / 花期5~6月 / 北海道~九州
- 山地の木陰に生える。
- 花茎は直立して、高さは30~50cmになる。
- 総状に10~20個の花を下向きにつける。
- 萼片と側花弁は3~3.5cmの線状披針形で、先端がとがる。
- 唇弁は長さ3cmほど。唇弁と蕊柱 (ずいちゅう) には紅紫色の模様が入る。
(蕊柱 : 雄蕊と雌蕊が結合してできた器官) - 葉は長楕円形で先がとがる。通常は1枚だけつく。
名前の由来
- ランの仲間で、花の咲いた様子が、武将が軍を指揮するときに手にした「采配」に似ているため。
サイハイランの写真
シュンラン 春蘭
2021年4月 山梨県上野原市 八重山 八重山登山の際に、登山道脇に咲いているのを見つけた。下草と落ち葉に紛れて見逃すところだった。花はロウを塗ったような艶があり、…
この本で調べたよ / 参考文献
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