基本データ&特徴
- ユキノシタ科 / 多年草 / 花期3~4月 / 日本固有種 / 本州 (東北から近畿)
- 葉は扇形で、3~7裂するにぶい鋸歯あり。
- 花弁のように見えるのは4枚の萼片で、8本の紅色の葯をもつ雄しべが顔を出す。
- 花茎の先に花径5mmほどの小さな花を2~3個つける。
- 花茎は直立して5~10cmほどの高さになる。
- 山地の渓流沿いなど湿った場所に群生する。
名前の由来
- 和名は白色の花と暗紅色の葯の対照の美しさ「花」とつけられた。
- ネコノメソウ (猫の目草) は、裂開した果実の形が猫の目に似ていることに由来する。