基本データ&特徴
- 別名 : コスモス (秋桜)、アキザクラ (秋桜)
- 「コスモス」は、キク科コスモス属の総称で、一般的には本種を指す。
- キク科 / 1年草 / 花期 6-11月 / メキシコ原産
- 1876年頃に、イタリアの芸術家がメキシコから持ち込んだのが最初とされる。
- 園芸品種として広く栽培されているが、一部逸出して野生化している。
- 茎の頂が分岐して多数の頭状花つける。
- 淡紅紫色の舌状花は10枚前後で先端3裂する。筒状花は黄色。
- 葉は2〜3回羽状に細裂し、裂片は線状。柄があって対生する。
- 茎は直立してよく分岐し、高さ2mほどに達する。
- 本来桃色の花を咲かせるが、品種改良により白、赤、黄色、橙色などもある。
- 本来一重咲きだが、品種改良により舌状花が丸まったものや、八重咲きなどもある。
名前の由来
- 名前の由来は不明だが、秋に咲く花でありながら春らしい雰囲気を持っているからとの説あり。
- 「コスモス」の語源はギリシャ語で、「秩序」や「調和」を意味する。ラテン語では秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙を意味し、花びらが整然と並ぶことから、本種も「cosmos (コスモス)」と名付けられた。
- 「秋桜」の漢字は、主に秋に咲いて、花弁の形が桜に似ていることから。