フラサバソウ フラサバ草

2022年3月 上尾丸山公園

基本データ&特徴

  • 別名 : ツタバイヌノフグリ (蔦葉犬の陰嚢)
  • オオバコ科 / 2年草 / 花期3-5月 / ユーラシア原産
  • 畑や道端などに生える。日向を好むが、薄暗い場所でもよく育つ。
  • 日本全土に帰化。高さは5~10cmほど。
  • 上部の葉腋から柄を出して、直径3~4mmほどの花を1個つける。
  • 花は淡青紫色だが、日当たりの悪い場所では白っぽくなることもある。
  • 萼や茎、葉にも白い毛が多い。
  • 葉は互生。広楕円形で2~4個の鋸歯がある。
  • 通常は本葉と入れ替わりで枯れる子葉 (大きな双葉) が、果実期まで残る。
  • 茎は枝分かれして横に広がり、先端はやや直立する。
  • 果実はイヌノフグリに似るが、果実の表面は無毛。

名前の由来

  • 日本で最初に本種を発見して記録に残したフランス人植物学者、フランシェ (Franchet) とサバチェ (Savatie) の名前を記念して名付けられた。
  • 2人の共著「日本植物目録」の中に長崎で採集されたと掲載されたが、国内で長らく実物が見つからず、1937年に奥山春季が長崎で採集された標本を発見して命名した。

フラサバソウの写真

2022年3月 上尾丸山公園
2022年3月 上尾丸山公園
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