2024年4月 【DIY】自室用に踏み台兼プラントラックを作る

先日、カインズの園芸用品売り場でリニューアル・オープンの特売をしていたので、自室用に観葉植物をいくつか購入したが、日当たりのよい置き場所がないことに気が付いた。

ちょうど、自室の本棚の一番上に手が届かないので、何か踏み台のようなものが欲しいと感じていたので、普段は観葉植物を置いておく踏み台兼用の小さなプラントラックを作ることにした。

材料は手元の端材で間に合わせたかったので、棚の幅はカフェ材の残りに合わせることにした。

目次

部材を用意して棚の脚を作る

棚板として使えそうなカフェ材に合わせて、構造を考える。

支柱となる部材には、馬 (作業台の脚) を解体して出た杉材を当てることにした。

上段の棚は左右の長い後ろ脚に載せて、下に幕板のような補強材を付ける。下段は後ろ脚の真ん中あたりに来る高さにして、前脚2本と後ろ脚につけた補強材で支える。

下段の棚と後ろ脚の接合部は、ほぞ継ぎにすることも考えたが、棚板の奥行が足りなくなるので、補助支柱を後ろ脚に付けることにした。

端材の中から、下段の棚を支える補強支柱と、後ろに倒れないための三角材を探した。
上段の棚を支柱に載せると、おおよその完成形がイメージできてきた。
上段の棚を支える幕板的な補強材には、コタツ天板を作る時に出た細長いカフェ材を使うことにした。
ダボマーカーを使って、補助支柱と三角材にダボ穴を開ける。
仮組みで確認してから、木工用ボンドとダボで接合する。
メインの支柱となる後ろ脚ができた。
支柱の前脚と補強材を研磨して、必要なダボ穴や埋め木用の穴を開けた。
前脚と補強材を木工用ボンドとビスで固定する。
前脚と後ろ脚を補強材でつなぐ。
棚を支える左右の支柱が完成した。
組立て前に埋め木をしておいた。

棚板を設置する

下段の棚板を設置する

コーナークランプで支柱を垂直に立ててから、下段の棚板と木工用ボンドとダボで接合する。
下段の棚板をしっかり圧着する。
後ろ脚の垂直もきっちり確認する。多少の調整はきくように、棚板のダボ穴はゆるくしてある。

上段の棚板を付ける前に節を補修材で埋める

木工パテをつかって、上段の棚板にある節とひび割れを埋める。
まずは小さな割れを木工用パテで埋める。
節の方は、木工用パテを黒く着色してから埋める。
節の穴が深いので、パテを盛るようにして埋めた。
翌日、乾いたパテをノミで削った。
次にサンドペーパーで研磨する。
あまり違和感がない仕上がりになった。

上段の棚板を設置する

上段の棚板を接合する前に、幕板的な補強材を後ろ脚に取り付ける。
補強材を木工用ボンドとビスで固定して、埋め木をした。
上段の棚板も木工用ボンドとダボで接合して、しっかり圧着する。
上段の棚板は、念のために上からビスも打って埋め木した。
後ろに倒れないように三角の補強材を支柱に付けて組立完了。ここもボンドとダボで固定した。

踏み台兼プラントラックを塗装する

踏み台が組み上がったので、まずは和信ペイントの水性ウレタンニス (エボニー) で着色する。
着色後は1日置いて、しっかり乾かした。
和信ペイントの油性ウレタンニス (透明クリアー) を重ね塗りをする。
油性ウレタンニスはすぐに粘度が増してくるので、うすめ液でかなりゆるい状態にして塗装した。
数時間後に2度塗りした。
油性ニスは3回塗り重ねるつもりだったが、2度塗りしたところでよい質感になった。
乾いた後の仕上がりによっては、つや消しクリアーでの塗装も考えていたが、必要なかった。
最後に保護用のフェルトを脚裏につけた。
踏み台にもなるプラントラックの完成。これで観葉植物を窓際に置けるようになった。
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