勝手口の窓は、適当なカーテンがなくて便宜的にスタイロホームをカットしてはめてあるのだが、見た目があまりよろしくないので、べニア板を彫って透かし窓を作ることにした。
透かし彫りのデザインについては、「チャイハネ」というアジアン雑貨などを扱うお店で購入したペンダントのデザインをそのまま真似ることにした。
勝手口のドア部分のカーテン (これもチャイハネで購入) は、エスニック風のペイズリー柄なので、太陽と月をモチーフにしたデザインが合うような気がしたのだ。
透かし彫りの板を作る
最初はジグソーで模様を切り出そうと思ったが、場所によっていちいちクランプしなおす必要があるので、トリマーでざっくり切り出すことにした。
最初はノミだけで何とかしようと考えていたが、当然ノミだけでは上手く彫れず、にっちもさっちも行かないので彫刻刀を購入することにした。
いずれは木彫りをしたいと考えてるので、あれこれ調べてきちんとした彫刻刀をまとめ買いしたが、2ヵ月分のお小遣いが飛んでしまった。
すぐできるイメージだったが、慣れない作業に時間がかかった。
作業をしているうちに、もっと複雑なデザインにしたいという欲が出てきたが、べニアはすぐに割れが生じるので思いとどまった。
透かし彫りの板を塗装する
板の裏にアクリル板を付けてガラスペイントで着色する
プラモデル用のアクリル絵具で間に合わせられないかと思って、実際にアクリル板に塗って試してみたが、光の通りが悪くてあまり綺麗に見えなかった。
結局ターナー色彩のガラスペイントを購入したが、これまた痛い出費になってしまった。
透かし彫りを勝手口の窓に設置する
勝手口の窓枠はリビングのソファに座っていても見える位置にあるので、ゆくゆくは透かし彫りの種類を増やして簡単に付け替えできるようにしたい。
そう思って設置に磁石を使うことも考えたが、透かし彫りをまた作るのはずっと先になりそうなので、とりあえずシンプルな受け材を窓枠の左右につけることにした。
次に作るコタツの天板用に購入した垂木が、若干余る計算だったので、そちらを流用して受け材にした。
思いつきで始めてしまった作業だが、慣れないことが多くて予想以上に時間を取られた。
彫刻刀の握り方から学ぶことになったが、時間を忘れて作業をするほど彫ること自体は楽しかった。いずれ小仏などの置物を彫りたいと思う。