2024/3/17 【登山】春の花を探して、高尾山~景信山を周遊ハイク

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About this Hike 今回の登山について

 4時起床、4時半過ぎに自宅を出発。日影沢には5時半到着。着いた頃にはまだ駐車スペースは残っていたが、6時近くになると車が次々に入ってきて、満車近くになっていた。今回もいろはの森コースで高尾山に登り、景信山まで周遊して小下沢コースで下った。

 高尾山に向かう途中でシュンランを見つけて、小下沢ではハナネコノメなども見られた。朝早めにスタートしたので、人気の高尾山でも終始静かな山歩きが続いて、春の花もたくさん楽しめたが、途中から花粉にやられたようで、鼻水が止まらなくなって難儀した。14時前には帰宅したが、帰宅後も目と鼻がしばらくむずむずしていた。

 ちなみにカメラの携帯に初めてピークデザインのキャプチャーV3を使用したが、ウエストバックのない腰回りが楽になって快適だった。期待以上の使用感だったので、今後もキャプチャーV3でカメラを携帯することに決めた。

ピークデザイン キャプチャーV3の使用感

今回はカメラの持ち運びにピークデザインのキャプチャーV3を初めて使用したが、快適にカメラの携帯ができた。移動中もほとんど邪魔にならないし、撮りたい時にカメラを取り出せる。

カメラの着脱に手間取ることも何度かあったが、慣れればスムーズに着脱できるようになるだろうし、足元も見やすいので、もうウエストバックには戻れないと感じた。

今後はほとんどキャプチャーでのカメラ携帯になるはずなので、雨に見舞われた時の対策などを考えておこうと思う。

Hiking Report 登山の記録

日影沢 無料駐車場 5:55

6時前に登山スタート。日影沢の無料駐車場は、6時近くになると入ってくる車が増えて、すぐに満車になりそうな気配だった。

日影沢キャンプ場 6:05 – 6:10

キャンプ場のトイレを借りた。登山口近くにトイレがあるのは助かる。
今回も、いろはの森コースで上った。
4号路との合流地点。4号路は施設改修工事のために3月末まで通行止になっていた。
木段を上る。
事前情報から予測したいくつかの場所をくまなく探してみると、ひっそり咲いているシュンランを見つけた。
近くに数輪まとまって咲いていたが、下草に紛れているので、注意深く探さないと見つけるのは難しい。事前情報がなければ見逃していただろう。
シュンランが見られたので、本来のルートに戻って山頂へ向かった。

高尾山 標高 599m 7:10 – 7:20

恒例の記念撮影。
展望台からの眺め。
富士山がうっすら見ていたが、山頂には雲がかかっていた。
しばらく眺めを楽しんでから先へ進んだ。
ゆるやかなアップダウンが続く。
もみじ台を通過。
途中で小仏城山らしき山が見えた。

一丁平 7:50

一丁平を通過。
一丁平で休憩している登山者は数人だけだった。
一丁平を過ぎたところにある展望台からの眺め。相変わらず富士山には雲がかかっていた。
身体の状態を確かめながら、のんびり歩いた。

小仏城山 標高 670m 8:15 – 8:30

小仏城山の鉄塔が見えてきた。
春霞といった感じで、展望はあまりきかなかった。
都心方面の眺め。
城山の鉄塔。
城山に咲いていた梅の花。
お腹が空いたので、おにぎりを食べた。
茶屋の天狗。
小休止後、先へ進んだ。

小仏峠 標高 548m 8:45

城山から15分ほどで小仏峠に到着。
峠付近に群生していたネコノメソウ。
トレランの人がたまに行き交うくらいで、静かな山歩きは続いた。
山頂下の坂を上る。

景信山 標高 727.3m 9:15 – 9:45

景信山に到着。南東側の高尾山。
丹沢と富士山はうっすら見える程度。
茶屋のひとつは、小仏城山に移転して解体されていた。
山頂標の場所へ移動した。
上の茶屋は営業していた。
山頂標と記念撮影。
北東方面の眺め。
山頂標近くのベンチで休憩したが、3月とは思えない日差しの強さだった。
下山開始。
山頂の東側から下る。
分岐で小下沢コースへ。
小下沢林道は工事中のために日曜日以外は通行止めで、復旧は3月末の予定となっていた。
しばらく進み、途中で北西側へ大きく曲がる。
山腹につけられた平坦なルートを進む。
沢沿いまで下りてきた。
沢沿いに、ネコノメソウの仲間が点々と咲いていた。
ヨゴレネコノメ。
ユリワサビも咲いていた。
ツルネコノメソウ。
ツルネコノメソウは、1カ所でだけ見かけた。
ハナネコノメ。
ハナネコノメの群落。
まだ数は少なかったが、ニリンソウも咲いていた。
カンスゲかな。

登山口の広場 11:10

広場の近くで多くの登山者が休憩していた。
台風によって路体が決壊したため、復旧工事中の小下沢林道。
この日はテングチョウをたくさん見かけた。
前を行く人が写真を撮っていたので、その近くの川沿いをのぞいてみるとアズマイチゲが咲いていた。
延々と林道歩きが続くので、花や昆虫を探しながらのんびり歩いた。
テングチョウ。
ルリタテハも現れた。近くにとまるのをじっと待って撮影した。
フェンスと車が見えて、木下沢梅林が近いとわかった。
木下沢梅林の梅は満開だった。
白梅も満開。
ミチタネツケバナ。道端には春の花がたくさん咲いていた。
オオイヌノフグリ。
ヒメオドリコソウ。
ハコベも咲いていた。
とても小さな花だが、SONYのα6700にしてからピント合わせが簡単になった。
ツクシも見かけた。
葉がとげとげのオニノゲシ。
昼近くになって、ますます暑くなってきた。
最後にキクザキイチゲも見ることができた。
キクザキイチゲはアズマイチゲに似ているが、葉っぱの形が違う。

日影沢 無料駐車場 12:35

日影沢の駐車場に到着。春の花をたくさん見られて楽しい山行になった。

Course Information コース地図&その他の情報

登山コースデータ

単純標高差    :  362 m
累積標高     :  915 m
コース距離    :  11.5 km
標準コースタイム :  5 時間

歩行データ

総行動時間  :  6 時間 40分
総歩行時間  :  5 時間 40 分
総休憩時間  :  1 時間

利用した日影沢の無料駐車場について

 日影沢の無料駐車場は、都道516号から側道の細いダートを入った先にある路肩スペースで、10台ほどが停められます。平日でもすぐ満車になってしまうので、早めに現地入りした方がよいでしょう。
 ダートをそのまま進むと日影沢キャンプ場と高尾山・いろはの森コース入口があって、昼頃からは登山者などで人通りが多くなります。近くの草地にはアズマイチゲなどの花が咲いていたりもするので、くれぐれもマナーを守って駐車場を利用しましょう。
 尚、駐車場にトイレはありませんが、日影沢キャンプ場にトイレがあります。

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