サンシュユ 山茱萸

2021/3/7 秩父郡横瀬町芦ヶ久保 果樹公園村の道路脇

奥武蔵の日向山にセツブンソウを見に行った帰りに、果樹公園村の道路脇で見かけた。道路と畑の間に防風林のように並んでおり、鮮やかな黄色が遠くからでも目立っていた。

基本データ&特徴

  • 漢字表記 : 山茱萸 別名 : ハルコガネバナ (春黄金花)、アキサンゴ (秋珊瑚)など
  • ミズキ科ミズキ属 / 落葉小高木 / 中国原産 / 花期3-5月 / 日本全土に分布
  • 樹高4-5mほどになる。
  • 樹皮は灰褐色で不規則にはがれる。
  • 葉は対生し、長さ3-10cmの卵状楕円形。裏面の葉腋に毛が目立つ。
  • 秋にグミのような楕円形の赤い実を付ける。熟せば生食できる。甘酸っぱく渋みあり。
  • 実を乾燥させたものは生薬になる。

名前の由来

  • 中国名「山茱萸」を音読みしたもの。「茱萸」はグミのこと。
  • 別名ハルコガネバナ は、春に黄金のような黄色い花を咲かせることから。
  • 別名アキサンゴは、秋にサンゴのような赤い実をつけることから。
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