棒ノ嶺に登ってから仙岳尾根を下り、県道を名栗湖方面へ歩いている途中で、ガードレール下に咲いているのを見つけた。
基本データ&特徴
- 別名 : ジゴクノカマノフタ (地獄の釜の蓋)
- シソ科 / 多年草 / 花期3~5月 / 在来種 / 本州から沖縄
- 道端や山麓の明るい場所に生える。
- 根生葉はロゼット状につき、倒披針形またはへら形で粗い鋸歯がある。茎葉は小さい。
- 葉腋に長さ1cmほどの濃紫色の唇形花を数個つける。
- 全体に縮れた毛がある。
名前の由来
- ランのような紫色の花なので「シランソウ (紫蘭草)」、変化して「キランソウ」になったとの説あり。
- 別名の「ジゴクノカマノフタ」は、根生葉が地面に張り付くように広がることに由来する。