基本データ&特徴
- キンポウゲ科 / 多年草 / 花期3~5月 / 在来種 / 日本各地
- 落葉樹林の縁や土手などに生える。
- 花弁はなく、花弁状の萼片は白色で8~13枚。花の色は白色のみ。
- 花茎の高さ15~20cm。
- 茎葉は3枚が輪生。3出複葉の小葉は、少し切れ込みがあり、先に鋸歯がある。
- 葉柄の基部は広がらない。
名前の由来
- 東日本で発見され、1本の茎に1輪の花しかつけないので、東一華と名付けられた。
アズマイチゲの写真
アズマイチゲとキクザキイチゲの見分け方
- アズマイチゲの花は白だけだが、キクザキイチゲは淡紫色や紫青色など他の色もある。
- アズマイチゲの小葉は切れ込みが浅く、キクザキイチゲは深く切れ込む。
- アズマイチゲの葉柄の基部は広がらないが、キクザキイチゲは広がってひれ状になる。
- アズマイチゲの葉はやや垂れ下がってつくが、キクザキイチゲの葉は垂れ下がらない。
- アズマイチゲの花茎に長軟毛がある。
- アズマイチゲの花糸の根元は紫色。
キクザキイチゲ 菊咲一華
2021/4/11 茨城県 筑波山 筑波山登山の際に、山道脇の林床や笹原にまぎれて咲いているのを何度も見かけた。 基本データ&特徴 キンポウゲ科 / 多年草 / 花期3~5月 / 北…
この本で調べたよ / 参考文献
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