基本データ&特徴
- アヤメ科 / 多年草 / 花期 5-7月 / 北海道~九州
- やや乾いた草原に生える。
- 花茎は高さ30~60cmほどで、紫色の花を2~3個つける。
- 外花被片は紫色、基部中央は黄色く、青紫色の網目模様がある。
- 内花被片はへら形で、直立する。
- 葉は剣状線形で中脈は目立たない。
- よく似たヒオウギアヤメの 内花被片は小さく目立たない。
名前の由来
※ 同じ漢名のショウブとアヤメにはややこしい歴史があり、名前の由来についても諸説ある。
- 剣状の細い葉が縦に並んでいる様子が、文目 (あやめ) 模様に見ているため。
アヤメの写真
目次
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの見分け方
- 花弁の根元を見れば、比較的簡単に見分けがつく。アヤメは網目模様、ハナショウブは黄色い線、カキツバタは白い線が入る。
- 生息場所が違う。アヤメは乾燥した場所、ハナショウブは水辺などの湿った場所、カキツバタは水中に生える。