大がかりになりそうな作業部屋の構想がなかなか固まらないので、その前に比較的簡単にできそうなサイクロン集塵機を作ることにした。
ダスク・セパレーターをつくる
サイクロン集塵機を自作している動画をいろいろ見てみると、案外テキトーな作り方でもきちんとサイクロンが生じているので、私もあまりこだわらずに、使えそうな材料をホームセンターで見繕ってみた。
購入したもの
カインズで購入 / 蓋つきバケツ10L、ろ過器 (ディスポフィルター)、VPエルボ
100円ショップで購入 / 味噌用保存容器1.35L
Amazonで購入 / 洗濯機排水ホース延長用3m













ろ過器と味噌用保存容器を養生テープでくっつけてダスト・セパレーターを作り、実際にゴミを吸ってみた。目論見通りサイクロンが発生して、木屑がバケツの中に落ちることを確認できた。
サイクロンは上手くいったので、次は掃除機本体へ行くゴミが極力少なくなるように、VPエルボの向きとノズルアダプターを差し込む深さを調整した。何度かテストして、最適と思える位置を見つけた。


ダスク・セパレーターの接着と補強




味噌用保存容器の蓋は本体をぴったりくわえ込むタイプだったので、蓋を外側だけ残してくりぬいて、ろ過器に載せる形で接着した。その後 味噌用保存容器を蓋にはめ込んで接着した。






サイクロン集塵機の設置



細かい木屑や粉じんを吸うと掃除機の吸引力がすぐ落ちてしまうので、これまでは頻繁に掃除機のフィルターをクリーニングしなければならなかったが、今後はその回数が大幅に減るだろう。
サイクロン集塵機を実際に使用してみて
結論から言うと作って大正解。まだ使用を始めて2週間ほどだが、何故もっと早く作らなかったのかと思うくらい、サイクロン集塵機の絶大な威力を感じている。
古い掃除機を集塵機に代用しているので、これまでは日に何度もゴミを捨てて、頻繁にフィルターの掃除をしなければならなかった。そうした手間から完全に開放された。

自作すればコストも安いし、比較的簡単に作れる。それでいてゴミ処理の手間が大幅に削減される。これはもう作らない手はない。
作業台などと並んで、DIYを始める人が最初に作るべきモノだと思います。いやホント、作ってよかった。