筑波山登山の際に、筑波ユースホステル跡地から筑波高原キャンプ場へ向かう林道脇で見かけた。
基本データ&特徴
- ミカン科 / 常緑低木 / 花期4~5月 / 在来種 / 関東以西の本州、四国、九州に分布
- 低山に自生する。高さ50~100cm。
- 雄雌異株。白い4弁花が枝先に多数つく。
- 雄花には雄しべが4本。雌花には平たい柱頭がある。
- 葉は互生で光沢あり。葉裏にミカン科特有の透明な油点がある。
- 赤く球形の実が、12月~翌2月に熟す。有毒。
名前の由来
- マツブサ科のシキミと葉や生育環境が見ており、山中に生えるのが名の由来。
- シキミは、有毒な「悪しき実 (アシキミ)」から「ア」がとれて、「シキミ」になったとする説あり。