基本データ&特徴
- 学名:Mallotus japonicus 英名:Japanese Mallotus
- 別名 : ゴサイバ(五菜葉)、サイモリバ(菜盛葉)
- トウダイグサ科アカメガシワ属 / 落葉高木 / 花期6~7月 / 本州~沖縄
- 山野の日当たりのよい場所に生える先駆性樹木。
- 樹高5~15m。幹は斜めに伸びて逆三角形の樹形になる。
- 葉は互生で浅く3裂するが、成木になるにつれて裂け目がなくなる。
- 葉柄は5~20cmと長くて赤い。星状毛 (砂のような褐色の毛) がある。
- 葉がよく似たウリノキは、暗い林内に生える。
名前の由来
- 新芽が鮮やかな紅色で、カシワの葉に形や用途が似ていることから。
「カシワ」自体の名の由来については諸説あり。
- 食べ物を包んで蒸し焼きにする「炊ぐ葉 (かしぐは)」が転訛して「カシワ」。
- 食べ物を載せたり、火にくべたりする「堅し葉 (かたしは)」が転訛して「カシワ」。