イロハモミジ 伊呂波紅葉

2024年4月 埼玉県入間市 加治丘陵

基本データ&特徴

  • 学名:Acer palmatum 英名:Japanese maple
  • 別名 : イロハカエデ (伊呂波楓)、タカオモミジ (高雄紅葉)、タカオカエデ (高雄楓)
  • ムクロジ科カエデ属 / 落葉高木 / 花期4~5月 / 東北南部~九州
  • 身近な雑木林や山地の湿った斜面などに自生し、庭木にされる。
  • 幹はやや傾き、枝を横に広く伸ばす。樹高10mほどになる。
  • 葉は対生で5~9裂する。切れ込みが深く、裂片は細い。
  • 鋸歯はやや粗くて深い。よく見ると2重鋸歯になっている。
  • 果実にはプロペラ状の翼がつく。
  • 紅葉はひじょうに鮮やか。紅色から黄色まで幅がある。
  • 若木の樹皮は緑色で、成木は淡灰褐色。縦すじが入る。

名前の由来

  • 葉はふつう7裂し、「いろはにほへと」の7語に合致することから「イロハ」。
  • ベニバナから紅を取り出すために、花びらをよく揉む作業を「揉出 (もみず)」といい、それを紅葉になぞらえた呼び名。動詞の「もみず」が名詞の「もみじ」へ変化して、「モミジ」となった。
  • 別名の「カエデ (楓)」は、「蛙手(かえるで)」のことで、葉をカエルの手に見立てたもの。
  • 別名の「高雄」は、紅葉の名所である京都西北部の高雄山周辺のこと。

イロハモミジの写真

2024年4月 埼玉県入間市 加治丘陵
2024年4月 埼玉県入間市 加治丘陵 両性花
2024年4月 埼玉県入間市 加治丘陵 両性花
2024年4月 埼玉県入間市 加治丘陵 雄花
2024年4月 埼玉県入間市 加治丘陵
2024年4月 埼玉県入間市 加治丘陵
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
この本で調べたよ / 参考文献
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