シダレヤナギ 枝垂柳

2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園

基本データ&特徴

  • 学名:Salix babylonica L. 英名:Weeping willow
  • 別名 : イトヤナギ (糸柳)
  • ヤナギ科ヤナギ属 / 落葉高木 / 花期3~4月 / 中国原産
  • 古くから公園樹や街路樹として用いられ、ヤナギと言えば本種を指すことが多い。
  • 水辺に生えるものが多く、樹高15mほどになる。
  • 細長い葉で枝垂れる樹形の木は他にないので、すぐ本種と見分けがつく。
  • 雌雄異株だが、雌株は日本にほとんどないと言われ、挿し木で増やされる。
  • 雄花序は長さ2~2.5cmで、小さな花が多数つく。葯は黄色。
  • 葉は互生で、細かい鋸歯がある。
  • 葉裏は粉白色で、無毛。
  • 樹皮は灰褐色で縦に割れる。

名前の由来

  • 枝が垂れるヤナギなので、シダレヤナギと名付けられた。
  • 別名「イトヤナギ (糸柳)」は、細い枝を糸に見立てたもの。

ヤナギの語源については諸説あり。

  • 矢の材料として用いられてきたので「矢の木」、転訛してヤナギとなった。
  • 魔除けに用いられてきたので「斎の木 (ゆのき)」、転訛してヤナギとなった。

シダレヤナギの写真

2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園 樹皮
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園 葉裏は白っぽい。
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
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