2022年6月 【DIY】長椅子を自作する①

ダイニングテーブルができたので、次は長椅子を作ることにした。

座面はSPF材を貼り合わせ、脚はカフェ板30×200×1000mmとSPF材を使い、補強用の横桟にはホワイトウッドの角材を利用した。

早く経験値を上げたいので、接合部はダボとほぞで接ぎ、ネジ釘は使わないで仕上げることを今回のサブテーマとした。カンナを用意したので、カンナでの面取りにもチャレンジした。

目次

SPF材を貼り合わせて長椅子の座面を作る

スターエムの先三角ビット8mmに養生テープで深さの印をつけて穴あけ。ダボは8mm×30mmを使用。
ダボをはめてみる。ダボはボンド付けするので、ピッタリよりも少し余裕があるくらいがちょうど。
ダボ穴すべて開けたので、試しにダボ接ぎしてみた。完全な平面になっていないが、きっちりはまった。
いったんはずして、次は木工用ボンドを塗って接合します。
木工用ボンドを広げるへらを用意していなかったので、指でボンドを広げた。
ボンドを付けてダボ接ぎした後は、当て木をしてクランプで圧着する。

とりあえず木工用ボンドは多めに塗ってみたが、圧着するとボンドが大量にはみ出してきて、はみ出たボンドを濡れ雑巾で拭き取るのに忙しかった。時間とともに、さらにボンドがはみ出てくるので、しばらくは頻繁に点検してまめに拭き取った。

寝かしてこのまま一晩置いておいた。

座面をカンナで削る

翌日にクランプを外して、座面にカンナ掛けをした。
節は堅いだけではなく、前後の木目が複雑になっているので、カンナ掛けが難しい。

順目をカンナ掛けするのは簡単で、気持ちよいくらいツルツルになるのだが、節前後の逆目は引っかかり、材が柔らかいのですぐ深く掘れてしまう。カンナの向きを変えても木目が複雑でどうも上手く行かない。

調べてみると、逆目を止める役割をする裏金の位置が重要であることが分かった。裏金が鉋刃に近くなるように調整すると、ある程度スムーズにカンナ掛けできるようになった。

平面を出そうと頑張ってカンナ掛けをした。終わる頃には、作業台の下は鉋屑で一杯になった。

面取りもカンナでやってみたが、案外簡単にできた。角の丸みも丁寧に整えたが、適度な手作り感が出るのがよいし、トリマーのような騒音がないのもよい。今後はカンナの出番が増えそうな気がする。

長椅子の脚と補強材を切り出す

丸ノコガイドで材を切り出す。だいぶ丸ノコに慣れてきた。
補強用の横桟と脚の材料。

ほぞとほぞ穴を作る

まずはほぞを作る。横の墨線に沿って鋸で切り目を入れる。
墨線から数ミリ外側にノミを入れる。
横からもノミを入れて金槌でトントン叩く。
そこそこ近い位置で割れてくれた。
後は墨線に沿って、ノミで丁寧に整える。
次はほぞ穴を掘る。ドリルで大まかな穴を開ける。
こんな感じでいいのかなぁと思いつつ、ドリルで穴を開けていく。
ここからはノミでほぞ穴を掘っていく。
やっと2つのほぞ穴を作り終えた。

動画でノミの使い方は勉強していたが、見るとやるでは大違い。汗をかきかき悪戦苦闘して、何とかほぞ穴は完成したが、正直言って大変であった。

やり方の問題か、材の堅さの問題か、はたまたノミの切れ味の問題か分からないが、随分時間がかかってしまった。よほどの必要性がない限り、違うやり方を選択した方がよいと感じたが、トリマーなどを使った簡易的なやり方もあるようなので、そのうちまたチャレンジしたいと思う。

今回はここまで。次は組立塗装編に続く。

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