2022年6月 【DIY】リビング・ラックを自作する②

今回は背板のシナベニアを切るところから。背板の色は最後まで迷ったが、カーテンの色に合わせて青色に塗ることにしたので、背板だけは塗装後に本体に貼り付けることにした。

ラックの塗装はワトコオイルのウォルナットを使うことにした。観葉植物なども上に置くので、撥水力のあるオスモカラーにしようかとも考えたが、そちらはキッチンまわりの家具に使うために取っておくことにした。

目次

背板をシナべニアから切り出す

4mm厚のシナベニアで、444×1500mmの背板を作る。

自作の一番長い丸ノコガイドは1820mmあるので、1500mmの長さも簡単に切ることができた。

ワトコオイルでリビング・ラックを塗装する

ラック本体をリビングに運んで裏返しに置き、塗装の準備をする。
塗料はワトコオイルのウォルナット。
広い面はコテパケで、塗りづらい場所は刷毛を使って一気に塗った。
しばらく放置してから2度目の塗装をした。

重ね塗りをしてから耐水ペーパーで研磨した。400番で全体をざっと研磨して、手が触れそうな場所は徐々に目の細かい耐水ペーパーにして、最後は2500番のペーパーで入念に研磨しておいた。

どれくらいの耐水ペーパーで研磨を仕上げるかは試行錯誤中だが、やっているうちに際限なく細かいペーパーで研磨したくなる。あまりツルツルにすると木肌の感触がなくなるので、1000番位での仕上げが丁度よいのかもしれない。

背板を青色に塗装する

背板の外側はワトコオイルでざっと塗り、内側は青色に塗った。
塗料はターナー色彩のアクリル絵の具・ミルクペイントのトリトンブルー。

塗料があまり延びないので、背板全体に塗料を塗り広げるのに手間取った。仕上がりをチェックすると、塗装面に刷毛跡が目立っていたので、水で塗料を薄めてざっと2度塗りした。

ミルクペイントは原液のまま塗るのが基本だが、粘度がけっこうあって広い場所には塗りづらいので、場合によっては水で薄めて塗る方がよいようだ。

背板の真ん中にコンセントの差込口がくるので、差込口とコードを通すための穴を加工した。
塗料を塗る前に加工すべきだったが、忘れていた。切り口も青色に塗っておいた。

ラック本体に背板を取り付ける

背板を本体に仮組みしてみる。ピタッとあって気持ちがよかった。
背板の取付はオノカツのタッピングネジ4×20と、トラスコの平ワッシャーを使用。どちらもステンレス製。
スターエムの皿取錐3×8で下穴を開けて、ネジで背板を固定。

インパクトドライバーのトルクを調整して、ネジが背板に食い込み過ぎないように注意した。マキタの10.8Vのインパクトを使用しているが、目盛りは4で十分だった。

リビング・ラックが完成。

ミルクペイントのトリトンブルーを背板に塗った時は、もう少し深い青色の方がよかったかもしれないと思ったが、本体に取り付けてみると、影になってほぼ思惑どおりの色合いになった。

納得の出来。しばらくは悦に入ることができそうだ。
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