今回は背板のシナベニアを切るところから。背板の色は最後まで迷ったが、カーテンの色に合わせて青色に塗ることにしたので、背板だけは塗装後に本体に貼り付けることにした。
ラックの塗装はワトコオイルのウォルナットを使うことにした。観葉植物なども上に置くので、撥水力のあるオスモカラーにしようかとも考えたが、そちらはキッチンまわりの家具に使うために取っておくことにした。
目次
背板をシナべニアから切り出す
自作の一番長い丸ノコガイドは1820mmあるので、1500mmの長さも簡単に切ることができた。
ワトコオイルでリビング・ラックを塗装する
重ね塗りをしてから耐水ペーパーで研磨した。400番で全体をざっと研磨して、手が触れそうな場所は徐々に目の細かい耐水ペーパーにして、最後は2500番のペーパーで入念に研磨しておいた。
どれくらいの耐水ペーパーで研磨を仕上げるかは試行錯誤中だが、やっているうちに際限なく細かいペーパーで研磨したくなる。あまりツルツルにすると木肌の感触がなくなるので、1000番位での仕上げが丁度よいのかもしれない。
背板を青色に塗装する
塗料があまり延びないので、背板全体に塗料を塗り広げるのに手間取った。仕上がりをチェックすると、塗装面に刷毛跡が目立っていたので、水で塗料を薄めてざっと2度塗りした。
ミルクペイントは原液のまま塗るのが基本だが、粘度がけっこうあって広い場所には塗りづらいので、場合によっては水で薄めて塗る方がよいようだ。
ラック本体に背板を取り付ける
インパクトドライバーのトルクを調整して、ネジが背板に食い込み過ぎないように注意した。マキタの10.8Vのインパクトを使用しているが、目盛りは4で十分だった。
ミルクペイントのトリトンブルーを背板に塗った時は、もう少し深い青色の方がよかったかもしれないと思ったが、本体に取り付けてみると、影になってほぼ思惑どおりの色合いになった。