ウチワヤンマ 団扇蜻蜓

2021年7月中旬 埼玉県 上尾丸山公園

基本データ&特徴

  • サナエトンボ科 / 全長 70~87mm / 時期 5~9月 / 本州~九州
  • 平地から丘陵地の水面が開けた池や湖などに生息する。
  • オニヤンマなどに似るが、腹部第8節の側縁が大きく広がり、団扇状をしているのが特徴。
  • 団扇状の突起は、中心が黄色でまわりが黒く縁どられる。よく似たタイワンウチワヤンマにも、同様の団扇状の突起があるが、色は黒色で黄色い部分はない。
  • ヤンマと付くがサナエトンボ科。ヤンマ科のトンボは頭部の複眼が接しているが、サナエトンボ科は接していない。
  • 長時間飛行するヤンマ科のトンボに比較して、サナエトンボ科の仲間はある程度飛んだらすぐに休み、水面から突き出た枝や杭の先に止まっていることが多い。
  • 幼虫 (ヤゴ) で越冬する。

名前の由来

  • 腹部第8節の側縁が大きく広がり、団扇のような形をしていることから。
  • 「ヤンマ」の語源についてはよく分かっていない。

ウチワヤンマの写真

2021年7月中旬 埼玉県 上尾丸山公園
2021年7月中旬 埼玉県 上尾丸山公園
2021年7月中旬 埼玉県 上尾丸山公園
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